『鼎新革故』『三方よし』の精神で、事業活動に努めて参ります。

 私の社会人としての第一歩は、地元の土木会社からでした。
 その後、派遣社員として建設作業所への派遣、そして発電所機械設備等保全メンテナンス会社での勤務を経て、この度、2021年9月28日に建設会社を設立する運びとなりました。
 これまで経験したことは全て私の財産となっており、雇い入れていただいた会社様、共に働いた同僚の方々には深く感謝しております。

 これまでの社会人生活の中でも特に深く感じたことが、二つあります。
 一つは、「慣例に従って…」とか「今までそうしてきたことだから…」では、会社も個人も成長がなく、すぐに時代に取り残されてしまう、ということです。
 もう一つは、建設業という業種によるものなのですが、手懸けるものの公共性が高いこと、又、建設物が大型であり、単品受注生産であることから、受注から引き渡しまでの短期間に、地元の方々や発注者様、共に働く方々との接点が数多くあり、決して自己の利益のみを追求していては、目的を達成することが出来ない、ということです。

 このことから、『鼎新革故』『三方よし』の二つを座右の銘とした次第です。

 現在、災害の激甚化、建設資材等の高騰、建設従事者の高齢化、若年者の入職率の低下など、建設業界も外部環境の変化の影響を強く受け、先行きが不透明なところがあります。
 しかし、これも一つの機会と捉え、当社としては『品質』『安全』『生産性』の向上を図ることで『技術力』を確かなものとし、お客様に満足していただける製品やサービスを提供するとともに、従業員に『誇り』や『やりがい』を感じてもらえる会社を目指し、事業の発展を通じて社会に貢献して参ります。

 皆さまにおかれましては、今後のご指導とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。